fc2ブログ
『からだ こころ』

切った後も大事

おはようございます。
朝お布団から出るのが少しずつ億劫になってきました(^^ゞ

DSC_0876_2.jpg


昨日か一昨日、女性タレントさんの卵巣嚢腫の話がニュースになっていました。
テレビなどに出る方はこういう病名も公表しなくてはならないのは大変ですね(^^;)その方はチョコレート嚢腫だったかな?子宮内膜症などから派生することが多い嚢腫だったようです。

私も20代の頃に卵巣嚢腫が出来たんですが、ちなみにこの時は歯や髪の毛などが袋状になった類皮嚢腫というものでした。(びっくりですが正確な原因はわかっていないそうです)
立っていられないくらいの腹痛で病院に行ったら、知らない間ににぎりこぶし大くらいのものが出来ていてびっくりしたのを今でも覚えています。そういえばその腹痛は立っていられないほどなのに座るとケロっと痛くなくなるという状態で不思議でした。今思うと腫瘍か癒着があるからですよねきっと。

・・・で、なんでそんな話をするのかといいますと
小さくても身体にメスを入れると、大なり小なり後まで関連してくるんだなとこの手術で実感したのです。
その瞬間や直後だけではなく、何年もかけて・・・ですが。

この時は腹腔鏡手術で切除しました。たしか手術入れて3,4日でちょちょいと退院できたんですが(腹腔鏡なので)、退院して体調が回復した後も影響はあった気がします。

ちょうど恥骨の上くらいにメインの穴をあけたわけなんですが、要するに下っ腹(おしりの穴をしめる時みたいなの)にうまく力が入らないわけです。傷口が小さいので痛みでいうと子供の頃の盲腸の通常手術と比にならないくらい痛くなかったですが、骨盤底筋といわれるあたりの組織や筋肉を切ったせいかと思われます。
傷がふさがって会社に復帰した当時は気にしていなかったけれど、きっとすごい前かがみな姿勢になってしまっていたと思います。もちろん傷部を守るという意味でもその姿勢がその時の自分には必要だったんですが、
月日は流れたある日、お店のガラスにうつった自分の歩く姿を横からみた時。見事なくの字でびっくりしたことがあります。特に意識せずに過ごした結果、十年たっても戻ってなかったのかもしれません。

知識があれば、回復後に腹筋や骨盤の運動などをして損傷した筋肉を復活させるようにがんばったかもしれませんが、当時はあまりその重要性に気づいてもいなく。30代後半くらいから頻尿/尿漏れや子宮/膀胱脱などの症状も他人事でなく感じてきてからはその辺の重要さは更に感じているところです(;・∀・)


ともかく場合にもよるかとは思いますが、手術で切ることで皮膚がこわばり筋肉や組織が損傷することで姿勢ひとつとっても随分変わりますね。

私はお腹のかなり下を切ったのでくの字姿勢になりましたが、
母が何年か前に甲状腺の手術をした後は鎖骨の辺りを切りますのでしばらく頭が完全に下を向くようになってしまいました。大げさでなく90度くらい曲がってる感じのこともあり。
今はだいぶ戻った気がしますが、相変わらず下を向くのが楽みたいです。お客様の中には手術後にうつ症状に悩まされる方もいらっしゃいました。人間は機械ではないので、悪いところをとって→ふさげば大丈夫、というわけではないのですね。
特におなかや胸側は日常生活でも前かがみや机に向かっていたりと縮こませることが多い部分なので、メスを入れることでますます前かがみになり圧迫してしまうことが多いのかもしれません。

病気や悪い部分を取り去ることはお医者さまにお願い出来ても、こうした術後のからだの変化というのはご本人も見過ごしてしまうことが多いかもしれません。もしなんらかの不調があるのであれば、運動やストレッチやボディーワーク/マッサージなどを上手く使ってみて頂きたいなと思います。縮こまって/伸びきって当たり前、と思っている(?)皮膚や筋肉に縮こまってますよ~伸びちゃってますよ~と気づかせるだけでもからだは反応してくれます^^

江東区門前仲町の小さな隠れ家サロン
オイルトリートメント,フェイシャル,リフレクソロジー,タイマッサージの
Warmingtouch(ウォーミングタッチ)
地下鉄東西線/都営大江戸線門前仲町駅より徒歩8分
ホームページ☆
予約状況☆
Facebook☆←更新しました(11/12)
門前仲町のごはん&お土産☆
スポンサーサイト



コメント

コメントがありません。

  • はるの
  • URL
そいだね~

私も盲腸の手術は小学生のときだったけれど、癒着のダメージは今もあちこちに影響しています(><)

でも身体のことって自分を通して、深く考えたり動かしたりするものね。
勉強させてもらった・・・と前向きにいこっかな。。。

  • warmingtouch
  • URL
はるのさま☆

なんとなくつった感じって残っているよね。
病気全体からみると、お医者さまに頼れる部分以外のところも意外と多いなぁと思います。
私のからだをずーっと見続けることが出来るのは私しかいないのですな。

コメントの投稿








管理者にだけ表示を許可する

トラックバック